お線香のマナーきちんと知っていますか?
大切な人のお通夜・・・どうしても大事な用事があってでれない・・・!
そんなときはどうしますか?
日本には、昔からお線香を贈るという文化があります。
大事な仏事に出席できない場合は、故人を想いお線香を贈ってあげましょう。
進物用線香の買える場所についてはこちらを参考にしてください。→贈答用お線香の買える場所
目次
1.どのようなときにお線香を贈るの?
お線香を贈るタイミングには4つあります。
①慶事用
②仏事用
③訃報・喪中の知らせを聞いた時
④故人を想う時
①慶事用
結納、又は婚礼の後に嫁ぎ先のご先祖様へのご挨拶もかねて感謝の気持ちを込めてお線香を贈ります。
②仏事用
親戚やお世話になった方などのご家族葬式や法要の仏事用に贈ります。
③訃報・喪中の知らせを聞いた時
お葬式に参列することができなかった時などに、お悔やみの気持ちを込めて進物用線香を贈ります。
④故人を想う時
3日後は故人の◯回帰か〜。など故人を懐かしく想う時、ご家族の方へ進物用線香を贈ります。
2.お線香を贈る際の注意点
①相手の宗教を知る
ここは注意しなければなりません。なぜなら、キリスト教と神教にはお線香を贈ってはいけないからです。失礼にあたってしまうことがあるので、先に相手の宗教を聞いておきましょう。
②進物用線香の包み方
慶事用・・・右開きの包み方
仏事用・・・左開きの包み方
③家庭用線香と進物用線香の違い
御霊前やご仏前で、スーパーやドラッグストア、または100円ショップなどで買える、いわゆる家庭用のお線香を包んで贈ってはいけません。
きちんと箱に収められている進物用線香を贈りましょう。
進物用線香は、楽天などのオンラインサイトや百貨店、郵便局などから購入することができます。
④進物用線香の掛け紙
お線香を贈るとくには、進物用線香の箱に表書きをかいた掛け紙をかけます。
その際、故人が亡くなってから何日経過したかによって「御霊前」か「ご仏前」のどちらかを掛け紙にかきます。
ー故人が亡くなって49日より前→「御霊前」
ー故人が亡くなって49日より後→「ご仏前」
※法事の際には、「ご仏前」や「御供」になります。
3.まとめ
お線香を贈るというのは日本の古来からの風習と言いつつも、筆者自身、お通夜やお葬式などはいまだ親戚のものに出席したくらいで馴染みがあまりなく家族任せなところがありました。
冠婚葬祭時のマナーは後々残りますので、お線香を進物用線香として贈る場合には、マナーをきちんと守って、故人を想う気持ちと一緒に贈り物したいですね。