【太陽光会社社員が教える】知らないと大変!蓄電池を設備・整備する際は資格者が必要になる!?

現代では家庭用蓄電池を設備している家庭が増えており、我が家にも蓄電池を設備しようという試みをしている人がとても多くいます。

そんな便利な蓄電池ですが、業者に頼むとなるとかかる費用が莫大になってしまい、それならと自身で蓄電池を設備・整備をしようと考えている人がいますが、設備・整備をする際は資格者が必要になります。

そこで、どういった資格者が必要なのか、資格を取得するにはどうすれば良いのかについて詳しく説明をします。

どのような資格が必要になる!?

充電する事によって何回でも使用をすることができる蓄電池なだけあって、多くの家庭で蓄電池を導入しようと考えている人が多いのですが、実際に自身で発電機を設備・整備しようとするとどのような資格が必要になるのでしょうか。

蓄電池の設備・整備をする際は一般社団法人電池工業会が行う資格講習を修了した者が必要になってきます。

蓄電池設備整備資格者は民間資格となっており、誰でも取得をすることができるようになっています。

蓄電池設備資格審査登録事業者の申請を行うには、申請する工場に
「蓄電池設備整備資格者」が2名以上在籍していることが前提条件となり、
「蓄電池設備整備資格」の取得は、一般社団法人 電池工業会が実施している「蓄電池設備整備資格者講習」を受講し、修了考査に合格する事が必要となっています。

「蓄電池設備整備資格者講習」の日程、講習会場、講習申込み等に関しては、一般社団法人 電池工業会に電話でお問合せ、又はHPで確認する必要があります。

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蓄電池設備整備資格を取得する方法とは?

自身で蓄電池設備整備資格を取得するにはどのような方法を行えば良いのでしょうか。

受講するのに必要な資格がいる

蓄電池設備整備資格の受講資格は

・1種または第2種の消防設備点検資格者

・甲種(第1類~第4類のいずれか)または乙種(第1類~第4類のいずれか)の消防設備士

・1級または2級建築士

・第一種、第二種または第3種電気主任技術者

・第一種または第二種電気工事士

・蓄電池設備に関して3年以上の実務経験を有する者

・蓄電池設備に関し、上記 1~6 に定める者と同等若しくは同等以上の技能を有するものである

ということを講習実施委員会において認められた者が受講資格を有します。

蓄電池設備整備資格者講習は各都道府県で講習がある場所があるため、事前に確認をしておく必要があります。

こちらは講習の様子↓
今年度も「蓄電池設備整備資格者」に1031名が合格
社団法人電池工業会HPより

蓄電池設備整備資格を目指している人が増えている!?

ここ数年での災害の多さから、急な停電にも対応できる蓄電池は近年人気急上昇で注目されており、実際に家庭に導入しているところも多いのですが、また、蓄電池設備整備資格を目指している人が増えており、講習だけでも受けてみようと考えている人も多くいます。

そんな蓄電池設備整備資格ですが、名前は漢字ばかりで難しそうですが取得するのは決して最難関ではないため、気軽に受けようという人も多いです。

しかし、講習にかかる料金も決して安いわけではないため、お財布と相談をしながら決めることが大切です。

講習金額は、

・本講習 30,000円
・免許交付手数料 2,000円

計32,000円かかります。

一般社団法人 電池工業会より↓
http://www.baj-koushu.jp/notice/n1_20190708.php

再講習からは本講習より安くなりますが、なかなかにお高い講習料です。

まとめ

自身で蓄電池を設備・整備ができたら万が一の災害のときにとても心強いです。
災害の多い日本ですから、自分と自分の家族を守るために持っておいても損はしない資格だと思います。

蓄電池設備資格を取得しようと目指している人は、自身の地区で講習があるのかを確認し、積極的に受けてみてはいかがでしょうか。