【元ユニクロ店員が教える】ユニクロでバイトするメリット　デメリット

ユニクロでアルバイトをするというのは、大きなメリットがあります。
ユニクロは、要求されるスキルが高いことから、アパレル販売が初めての人でも仕事をしながら経験を重ねていくことで、基本的なスキルを身につけることが出来ます。

ここでは、ユニクロでアルバイトをする際のメリットとデメリットについてお話していきます。

1.ユニクロでアルバイトするメリットは？

ユニクロのアルバイトは、メリットが比較的多いといえます。
ユニクロは、とにかく要求されるスキルが高いため、シフトに入って仕事をしているうちに接客での基本的なスキルを自然と身につけることが出来ます。

また、お客様に笑顔で対応できるよう、コミュニケーション能力も身につけることが出来るほか、他のアルバイトと比較すると、時給が高いという最大のメリットもあります。

ユニクロでは、3ヶ月ごとに昇給するチャンスがあり、スキルアップをしたい人であれば、知識を身につけていくことで社員になることも夢ではありません。
実際に、アルバイトでスタートして現在では正社員になり店長として働いているスタッフもいるほど、ユニクロは社員教育にも力を入れています。

ユニクロは、昇格試験がありますが、それに受かれば昇給します。
しかし、これは普段から仕事をして身につけた知識を発揮できれば合格することが出来るので、ひとつずつ正確かつ丁寧に仕事を行うことでスキルアップへと繋がるのです。

2.徹底的に教育をされるが厳しくはない

ユニクロでは、「いらっしゃいませ」、「ありがとうございます」など、声掛けの際の「声出し」や「お辞儀の角度」といったことを叩きこまれます。
朝礼では、隣の人と一定の間隔を空けつつ、床の目地に足の位置を揃えて並んだり、社訓の暗唱といったものがあります。

社訓の暗唱については、店長によってする・しないがあるので、異動したり一度退職したが別店舗でまたユニクロに勤務した際に、初めて朝礼で社訓を言わされたという人もいます。

厳しい店舗だと、声が小さければ全員大きな声で挨拶や社訓を言えるまでやり直しをさせられたり、鏡の前で練習させられる・・・なんて話も聞きますが、しっかり声を出せていたり社訓を言えていれば指導が入ることはないので、厳しいようで実は厳しくありません。

3.ユニクロのアルバイトのデメリットは？

ユニクロのアルバイトのデメリットとして挙げられるのは、「サービス残業がある」というものです。
これは、決して強制的なものではなく全ての店舗にある訳ではないのですが、来客数が多く他店よりも忙しい・規模が大きい店舗の場合、閉店後の品出しに時間が掛かってしまうため、サービス残業が発生してしまいます。

ユニクロの出退勤は、パソコンに入力しますが15分単位で計算されるので、22時までのシフトだが15分に満たない残業が発生した場合、切り捨てとなるのでその残業代は支払われません。

夜のうちに品出しを完了させないと早番の人が出勤してから大変だという理由もあるようですが、ある程度品出しを終わらせたら、翌日に出勤した人が品出しをしやすいように、ラックの前に段ボールごと商品を置いておく場合もあります。

これは、店舗や店長によってやり方が違うので何ともいえませんが、特に売り上げが多い日にも関わらず人手が足らなかった場合は、アルバイトでも残業をお願いされることがあります。

ユニクロは、ラックに隙間を作ってはいけないという暗黙のルールがあるため、営業中でも商品が減ってくると、バックヤードから在庫を出して補充しますが、混雑する場合は商品整理（商整）も行わなければならないので、人でが足りないとどうしても時間内に品出しを終わらせることが出来ないので、特に混雑する日に人手が足りない場合などは、あらかじめ残業があることを覚悟しておきましょう。

4.シフトの提出は2週間に1回

ユニクロでは、2週間に1回、シフトを提出する必要があります。
いつでも入れる場合は、シフトを提出する必要はありませんが、これを忘れてしまうと「フリー」であると判断されるため、そのままシフトを組まれてしまいます。

シフトを組むのは社員ですが、適当な社員の場合、アルバイトだからといって、朝7時半に出勤、12時退勤といった中途半端なシフトを組まれてしまうこともあります。
この場合、電車通勤をしている人なら電車賃を使って出勤しているのに、朝の品出しといった重労働だけやらされて帰らされるのでシフトは必ず提出しましょう。

5.ユニクロバイトのメリット・デメリットまとめ

ユニクロは、社員教育に力を入れている企業であることがお分かりいただけたと思います。
ですが、実際に働いてみると、最初は慣れないことばかりで厳しいと感じたり神経を使うのでどっと疲れてしまいますが、ユニクロで教育されることは、「接客業なら出来て当たり前のことばかり」なので、厳しいと感じるのは最初だけです。

一度身についてしまえば、身体が自然とそういう動きになるので、ふとした時に自分の成長に気付けてやる気もアップします。
仕事をしながら自然と礼儀作法も身に付くので、確実に成長することが出来ます。