ユニクロの社員割引をご存知でしょうか?
これは、ユニクロで働いている人に嬉しい社員割引で、ユニクロのスタッフであればだれでも30%オフでユニクロ商品を購入できてしまうというシステムです。
直接商品と関わっている立場にもあるので、常に最新アイテム(※社外秘)を手に入れることが出来るので、特にユニクロ好きな人にはたまらないシステムです。
今回は、ユニクロの社員割引について簡単に解説していきます。
目次
1.ユニクロのアルバイトは社員割引は利用できない?
ユニクロでアルバイトで働いている場合は、原則として自身が在籍している店舗のみでの社員割引しか利用することが出来ません。
言い方を買えれば「在籍している店舗であれば社員割引での購入が可能」ということです。
アルバイトの場合、一定期間ユニクロで働いていると、社員用のクレジットカードが作れるようになるので、このクレジットカードが発行できた場合は、自分が在籍している店舗以外のユニクロでも社員割引で商品を購入することが可能になります。
社員用のクレジットカードがあると、たまたま立ち寄った店舗に欲しいアイテムがあった時や、急な用事や宿泊といった事態でシャツなどの服が必要になった時でも30%オフで購入が出来るのでとても便利ですし、勤務中はユニクロのアイテムを身に着けた状態でいなければならないこともあり、30%オフでユニクロ商品を購入できるというのは、スタッフにとっても大きい存在です。
2.ユニクロの社員用クレジットカードは「やまぎんカード」
ユニクロの社員用のクレジットカードは、「やまぎんカード」になります。
やまぎんカードとは、山口銀行系列のクレジット会社ですが、なぜやまぐち銀行?と疑問に思った人もいるでしょう。
これは、ユニクロを展開しているファースト・リテイリングの代表取締役兼会長である柳井正氏の出身地が山口県宇部市、また、ファーストリテイリング本社が山口県山口市にあることが理由と考えられます。
以前の社員用クレジットカードは、VISAカードで山口クレジットというクレジット会社でしたが、JCBを発行しているやまぎんと合併したことで、現在ではやまぎんカードが発行されています。
3.社員用クレジットカードは社員証でもある
ユニクロの社員用クレジットカードは、社員証を兼ねています。
ですから、ユニクロの正社員であれば全員持っているクレジットカードです。
もし、準社員やアルバイトでこのクレジットカードを作る場合は、カード発行の手続きを行いますが、即日発行などのサービスはないので、手続きから発行まで、最大で1ヶ月程度かかる場合もあります。
クレジットカードは、事務手続き、印刷会社などでの発券作業、出来上がったカードの発送作業などといった手続きがあり、そもそもクレジットカードの申込をする人が1日だけでもかなりの人数なので、発行まで時間が掛かるのです。
クレジットカードが発行される場合、最近では即日発行や1週間で発行されたりと、手元に届くまで早いこともありますが、1週間くらいで届くだろうと思い込んでしまった場合、なかなか届かないので審査に落ちたのでは?と不安になってしまうので、発行まで1ヶ月くらいは掛かると思ってのんびり待ちましょう。
また、クレジットカードが無事に発行された場合、転送不要の簡易書留でご自宅に届きますが、不在の場合には「不在通知書」をご自宅のポストに入れてくれるので、速やかに再配達の手続きを行いましょう。
4.ユニクロの社員割引での注意点は?
ユニクロの社員割引は、30%オフというスタッフに嬉しいシステムですが、これを利用するのにいくつか注意点があります。
主なユニクロの社員割引の注意点を挙げると、
・セール品は社員割引対象外
・インナー類は社員割引対象外
といったものになります。
ユニクロのセール品は社員割引対象外
ユニクロのアイテムで社員割引が適応される商品は、セール品は対象外です。
ユニクロのセール品は、かなり割引されるので、それだけでお得に購入することが出来るのはもちろん、社員割引を使うよりもセール価格の方が、より安くアイテムを購入出来る場合があるからです。
そもそも、セール品は足を運んでくださったお客様によりご満足いただけるよう設けたものなので、率先して社員が更に割引価格で購入するというのは、結果として店舗の売り上げを下げてしまうことにも繋がります。
ユニクロのセール品で欲しいアイテムがある場合は、「社員割引で買う・セール価格で買う」場合でどちらの方が安く購入できるかを見極めるのも、お得にアイテムを手に入れるポイントになります。
5.ユニクロのインナー類は社員割引対象外
ユニクロの靴下、下着といったインナー類も、社員割引対象外です。
インナー類は、商品の売れ行きが良く元々がそこまで高くないほか、セール対象になりやすいアイテムでもあります。
もし、インナー類を安く購入したい場合は、社員割引ではなく、いつセールになるのかを把握しておいてから購入するといった方が安く購入できることも。
特に、土日・祝日は必ずといっていいほどセールを行いますから、欲しいインナー類がいつセール対象になるのか、スタッフの特権としていち早く情報を得ておきましょう。
6.ユニクロの社員割引対象は基本的には「服」だけ
ユニクロのアイテムを社員割引で購入する場合は、対象となるのは「服のみ」と考えておきましょう。
そもそも、原則として仕事中はユニクロのアイテムを着用するので、私服のための社員割引というより、仕事用に着る「ユニフォーム」を購入するのに少しでもスタッフの負担を減らすための社員割引、つまり、福利厚生なので何でも社員割引でお得に買えるという考えは、捨ててください。
ユニクロのスタッフが勤務中に着用しているアイテムは、
取り扱っているアイテムをユニクロらしく着る
髪は男女共に黒髪、ネイル・パーマは禁止
↓
店舗によって着用する服が決まっている
(例:〇〇店はオックスフォードのグレー、〇〇店はブルー、ボトムはデニム)
髪は男女ともに黒髪、ネイル・パーマは禁止
↓
服装はユニクロのアイテムであれば自由
髪は落ち着いた茶色までOK、男性のパーマは禁止、ネイルOK
といった流れで変化したことから、以前よりも従業員の負担が増えています。
靴は自由ですが、販売が終了したアイテムは着用できないので、いくつか購入しておく必要があります。
その負担を少しでも減らすための福利厚生として設けられているものなので、自分が着用するアイテムだけを購入するようにしてください。
7.ユニクロの社員割引まとめ
ユニクロの社員割引は、
・社員の負担を減らすための福利厚生
・30%オフで購入できる
・社員用のクレジットカードがある
・アルバイトでも一定期間働くと社員割引が利用できる
・セール品、インナー類は社員割引対象外
といったポイントを抑えておくことで、スムーズでお得にユニクロのアイテムを購入できます!
店舗によっては、セール品でも社員割引で対応してくれるスタッフさんもいるようですが、原則として「服のみ」が社員割引対象となります。
また、先ほどもお話したように、社員割引よりもセール価格の方がお得に購入できる場合があるので、価格については見極めてから購入するのがよりお得に購入するポイントになります。
ユニクロに限らず、アパレル業界で働くスタッフにとって、特に制服がない会社は、スタッフの負担がそれなりに発生してしまうものです。
それを少しでも軽減できるよう設けられた福利厚生なので、上手に利用していきましょう。